PCXやNMAX125を乗られている方で自動車によく「あおり運転」される話を聞きますが、実際のところどうなんでしょう。
PCXやNMAX125に限らず、原2クラスのピンクナンバーに乗っていると自動車に煽られやすいのは事実。
125㏄クラスだけでく、バイクやスクーターで「あおり運転」をされ、転倒して大けがをしたり最悪は死亡事故につながる事例もちょくちょく見られます。
なぜ「あおり運転」に合うのか、巻き込まれない対策はあるのか見ていきたいと思います。
なぜ、PCXやNMAX125のような原2クラスのスクーターが「あおり運転」に合うのか
原付、原2の見わけがつかない自動車運転者も多い
バイクやスクーターに乗ったことのない自動車の運転者には原付も原2もほとんど見わけのつかない方も多く、制限速度を守って走っていても「ちょこまかと走りやがって」と強引に追い越される場合も。
ギリギリ、スレスレで追い越されるのも「あおり運転」ですが、50㏄の原付も125㏄の原2もスピードが出ないバイクと勘違いしている事もあるようです。
すり抜けで「ドキッと」して腹が立ち、猛スピードで「あおる」運転手も
筆者も自動車を運転するのでわかりますが、ノーマルマフラーのスクーターは後方の死角に入っていると、全く気付かない場合があります。
そんな時にすり抜けされると、いきなり横に現れたスクーターに「ドキッと」した事がなんどもあります。
ほとんどのドライバーは「ビックリした」程度で終わるんですが、機嫌が悪かったり、すぐにプチっと着てしまうドライバーは猛スピードで追いかけてくる場合もあります。
この手のドライバーはちょっとヤバイので気を付けるようにしましょう。
そもそも抜かれるのが嫌な運転手も
こんな人は運転してはいけないと思いますが、抜かれるのが嫌いなドライバーもいます。
自動車同士でも、こちらはその気もなく追い抜いても、なぜか猛スピードで追い抜き返してくる運転手がいます。
相手がスクーターやバイクでも同じ、抜かれたら抜き返してきます。
この手のドライバーにも気を付けたいですね。
PCXやNMAX125であおり運転に合わないための対策
強引なすり抜けをししない
PCXもNMAX125も原2では大き目のサイズですが、すり抜けも余裕でできてしまうサイズです。
渋滞中している自動車の間をすり抜けられるのも魅力ですが、危険な運転には間違いありません。
信号待ちでスルスルと一番前まで行く程度にして、走行中は流れに沿って運転するようにしましょう。
あぶなそうなクルマには近づかない、道を譲る
あきらかに危なそうなクルマを見かける事があります。
見た目は危なそうでも安全運転の方もいますが、「このクルマは危なそう」と感じるクルマがあればなるだけ近づかないようにし、近づいてきたら道を譲るようにして危険回避をしましょう。
トップボックス(リアボックス)を取り付けると煽られにくくなる!?
PCXもNMAX125もモデルチェンジで後ろから見るスタイルも少し大きく感じるようになりましたが、まだまだ、ビックスクーターなどに比べると華奢な感じは否めません。
小さく感じるリアのスタイルが煽られる原因と考えていいる方もいます。
「以前は煽られていたけど、トップボックス(リアボックス)つけてから煽られなくなった」という方もいるのでまんざらでもない情報です。
あおり運転に遭った時の強い味方がドライブレコーダー
PCXやNMAX125に乗っていてあおり運転に遭った場合の強い味方はドライブレコーダーになります。
いくら口で説明しても証明できない場合があるからです。
自動車では一般的になってきているドライブレコーダー。
もし事故を起こした場合裁判ではドライブレコーダーの映像は決定的な証拠にはならないようですが、最近では証拠能力も上がってきているようです。
Youtubeでもドライブレコーダーの映像はよく見かけます。
映像もとても綺麗なのでもしもの場合には強い味方になるはずです。
あおり運転に遭わない運転をすることが一番ですが、もしもの事を考えドライブレコーダーを装着することをおすすめしたい。
あまりにもしつこいあおりの場合は警察に通報を
警察に通報と言ってもバイクを運転中に携帯操作はできません。
そんな時有効なのがiPhoneならSiriを使って「Hey Siri!」、アンドロイドなら「OK、Google」と呼びかけスマホを起動するようにしましょう。
起動したら、「緊急通報」呼びかけ「いちいちぜろ」というと警察に通報することができます。
インカムやBluetoothイヤホンのマイク付きのものが必要になりますが、安いものなら3000円ぐらいから売られています。
いざという時の事を考えると安い買い物だと思います。
まとめ
あおり運転されると焦ってしまうものですが、できるだけ冷静を保ち事故だけは起こさないようにしましょう。
PCXやNMAXなら逃げる事も可能ですが、できるだけ先に行かせるようにして、輩を興奮させないようにしましょう。
絶対に「カっと」ならないようにしてください。
あおり運転に遭わないように気をつける事
- 原付と原二の見分けがつかない自動車運転者もいる事を認識しておく。
- 危なそうな自動車には近づかない。
あおり運転に備えておく
- 大き目のトップボックスをつけて原付でないことをアピールしておく。
- ドライブレコーダーをつけて動画を撮影しておく
- 警察に連絡ができるようにインカムやBluetoothイヤホンのマイク付きを用意しておく。
準備しておくだけであおり運転からの被害をできるだけ小さくできる可能性があります
コメント
煽るのは悪いことなのは絶対なのだけれど、すり抜けで割り込んでおいて前をちんたら走るのは何なんだろうと思う。割り込まれる側の気持ちって考えられないのでしょうか
私はずっと原付原2に乗っていて肌で実感していますが10数年前から自転車やバイクに対する4輪運転者の運転が信じられないほど酷くなった。一部の者が始めた悪い行為が空気感染のように社会全体に蔓延してしまった。悲しいかなそういった輩は良いことは絶対マネしないが悪いことはスグにマネする。そんな輩であふれかえっている。自身は絶対安全な車に乗っていながら自転車バイクに対してスレスレに幅寄せしてくる。信じられない。「車のほうが自転車バイクよりエライ」みたいな心理がはたらいているのだろうが、そんな発想がどこから沸いてきたのだろうか?私はほとんど車に乗らないが自転車バイクに対して配慮こそすれそういった自転車バイクを半ば邪魔者扱いするような発想自体を持ち合わせていない。前の車両が遅いと感じたなら安全な距離を保って追い越せばよいだけのこと。よく煽り運転というがそういう行為をしたければ誰も止めはしないのでパトカーや白バイ、その他警察車両にしてほしい。世の中の悪い風潮に簡単に流されてはいけない。
確かにベタ付けしてくる車いますけど、下道スピード勝負なら、車はついてこれませんよね?