長距離ツーリングに最適なのはPCX?それともNAMX?

PCX NAMX ツーリング
※引用元:https://www.youtube.com/watch?v=oOcf2KZW3JY
125㏄(原付2種)クラスのスクーターは高速道路に乗れないないのでそれほど長距離のツーリングができないように感じますが、中には300kmを越えるドライブをする方もいらっしゃるみたいです。

特に125㏄クラスでも大柄なビックスクーターの部類に入る、PCXやNMAXなら当然、長距離ツーリングをしてみたくなるのではないでしょうか。

そこでどちらが、長距離ツーリングに適しているのか比較していきたいと思います。

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燃費とタンク容量で比較!無給油でどれだけ走れるのか?

ホンダPCX125 ヤマハNMAX
スタイル ホンダPCX125 ヤマハバイクNMAX
燃費
国土交通省届出値:
定地燃費値(60km/h)*1
53.7〈2名乗車時〉 50.5〈2名乗車時〉
WMTCモード値
(クラス)*2
45.2km/L(クラス1) 1名乗車時
50.6(クラス1)〈1名乗車時〉
タンク容量 8.0L 6.6L

*1 定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です。
*2 WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。

実際の燃費はネット上の口コミなどを平均すると
・PCXが約44km/L
・NMAXが約43km/L
とほとんど互角ですが、PCXの方がリッターあたり1kmほど燃費はよさそうです。

タンク容量から実際に航行できる距離は
PCXが44km×8L=354km
・NMAXが43km×6.6L=283.8km
と満タンからガス欠になるまで走ると、約70kmほどPCXの方が長く走れることになります。

計算上はPCXの圧倒的な勝利ですが、NMAXも一回の給油で300km近く走れることを考えると長距離ツーリングでも問題ない燃費ではないでしょうか。

特に田舎に行けば行くほど、ガソリンスタンドが少なくなり、燃費が悪いとガソリンの残量が気になりますが、PCXは350km以上、NMAXも300km近く走れる燃費ならガス欠なる心配もほとんどないでしょうね。

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長距離ツーリングで気になるのはやっぱり積載量

日帰りの長距離ツーリングではそれほど気になりませんが、一泊二日のツーリングやキャンプツーリングをするにはやはりできるだけ積載量が多いことにこしたことはありませんよね。

しかし、シート下の収納はホンダのPCXは25L、ヤマハのNMAXは24Lとフルフェイスのヘルメットと小物が入る程度でシート下の収納だけでは泊りのツーリングには適していません。

大きなリュックに沢山の荷物を入れ背中に背負いながらの長距離の運転は肩がこって疲れてしますのでできるだけ身体は身軽にしておきたいところです。

そこで調べてみるとPCX、NMAXどちらともちゃんとオプションが用意されていました。
PCXトップボックス
PCXのトップボックスは35Lで車両本体のキーで、トップボックスの開閉ができる「Hondaワン・キーシステム」を採用しているので二つのキーを持ち歩く必要がないので便利。
価格:¥20,520ですが、取り付けパーツが必要なので、装着価格¥27,540になります。
ヤマハ NMAXトップボックスヤマハ NMAXはユーロヤマハトップケースで39L。
PCXのトップボックスよりも4L容量が大きい。
デザインもユーロヤマハの企画なので洗練されていますね。
価格は¥24,840ですが、専用リアキャリアが必要で価格が¥17,820で合計が\42,660必要になります。

純正オプションの勝負なら、価格はPCX、容量はNMAXといったところでしょうか。

 

純正以外の製品ならもう少し価格は抑えられると思いますので好みにあった物を選びましょう。

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長時間の運転で疲れないのはどっち?

PCX、NMAX両車ともシートの形状はよく似ています。
・シート高も
PCX:760mm
NMAX:765mm
ほぼ変わらないので乗り心地はサスペンションの固さやシートのクッション性ではないでしょうか。
PCXのサスペンションは少し固めでお尻が痛くなるのが早いという話もありますがこまめに休憩を入れれば問題ないでしょう。
NMAXでの口コミなどはまだ少ないので、情報が入れば追記していきたいと思います。

PCXに比べ、NMAXの方がステップ(足を置く所)が大きいので足のサイズが大きい人でも楽な体制で運転できるのではないでしょうか。
nmax後姿
PCX 後姿

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まとめ

ホンダのPCX、ヤマハのNAMX、両車とも長距離ツーリングも十分楽しめるスクーターですが、トップケースやパニアケースは必須ですね。

PCXには、スマートフォンなどが充電できるアクセサリーソケットが装備されていているので長距離ツーリングには強い味方になるのではないでしょうか。
スマートフォンなどが充電できるアクセサリーソケット
この勝負も一長一短ありますが、アクセサリーソケットの差でPCXの勝ちかな・・・

コメント

  1. makoto より:

    PCXで300kmツーリングをよくやる者です。
    1~2時間ごとにこまめな休憩を入れれば無理なく行けます。
    ただ、髪の毛がぺちゃんこになります。

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