やっちゃった!PCX立ちゴケ どうする?原因は?

やっちゃった!PCX立ちゴケ どうする?

PCXは原付二種(~125㏄)クラスのスクーターなので、立ちゴケなんてしないでしょう。
「立ちゴケするのはビックスクーターや大型バイクだけでしょ」
なんて思いきや意外と立ちゴケの経験があると言う方がネットで検索していると多いのが分かります。
PCXは原付二種クラスでも車両重量が133㎏とこのクラスで重い方になります。
男性でも腕だけで支えるのはちょっとしんどいので女性はもっとしんどいと思います。
立ちゴケの原因なので、対策や立ちゴケしてしまった時の対処方法を考えていきましょう。

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PCXの立ちゴケの原因

足つきが悪くバランスを停止時にバランスを崩し立ちゴケ

最新のPCXのシート高は764㎝とこのクラスのスクーターでは標準的なシート高なので、身長が160㎝以上の方なら足つきが悪く感じることはないと思いますが、小柄な身長が160㎝以下の方は日本人の体形からしてかかとまでがベタっと着く方は少ないと思います。

停車時に両足ともつま先しか着かない状態ではどうしてもバランスが悪くなってしまいます。
片足だけかかとを着けようとすると車体が傾いて立ちゴケの原因になってしまいます。

停車時に道路の砂や落ち葉で足を滑らし立ちゴケ

停車時に道路の砂や落ち葉で足を滑らす

停車時によく起こる立ちゴケの原因に、道路に落ちている砂や落ち葉で足を滑らせてバランスを崩してこけてしまう事です。

足つきが悪い場合、特に気をつけておいた方がいいのが、砂や落ち葉ですね。
雨の日は慎重になっているので足元には気をつけるんですが、晴れた日は油断しがちです。

ツルっと足を滑らせてしまったら立ちゴケの確率が上がってしまうので気をつけましょう。

スタンドを出し切らずバランスを崩し立ちゴケ

スタンドを出し切らずバランスを崩す

停車時にスタンドを出したつもりが、きっちり最後までスタンドが出ていなくて降車しようとしたときに立ちゴケしてしまう。

この立ちゴケも多いパターンだとおもいます。

ボクは立ちゴケまでは至っていませんが、なんどかコケてしまいそうになった事があります。

スタンドを出す時はきっちり最後まで足で押し出すように気をつけるようにしていますが、油断しているとまたやりかねません。

スタンドが最後まで出ていないで状態で降車するタイミングでバランスを崩す可能性が高くなり、最悪「ガチャンと」立ちゴケしてしまいます。

スタンドを出すシチュエーションは自宅に帰った時など、ほっとする瞬間ですが、最後まで気を抜かないように気をつけたいですね。

傾斜した道路や舗装が悪い道路で停車しようとしてバランスを崩して立ちゴケ

傾斜した道路や舗装が悪い道路でバランスを崩して立ちゴケ

傾斜している道路で停車しようとすると、平坦な道路と違い足をつく感覚が違ったりします。
いつも足が着くタイミングが狂うとバランスを崩し立ちゴケしてしまう恐れがあります。

また、舗装の悪い道路では凹みや穴が開いている場合があります。
そんな場所で足を着いてしまうと当然バランスが崩れ立ちゴケしてしまいます。

傾斜してる道路や舗装の悪い場所で停車する場合は特に注意したいですね。

取り回し時にバランスを崩して立ちゴケ

取り回し時にバランスを崩して立ちゴケ

取り回しをする時もバランスを崩しやすくなります。
特に小回りで取り回しないといけない場合に車体をかなり傾けないといけないのでバランスを崩しやすくなり立ちゴケの原因になります。

また、傾斜の付いた道路での取り回しも平坦な道路よりもバランスを崩しやすくなり立ちゴケを引き起こします。

PCXは車重が133㎏とバイクやスクーターの中では軽い方ですが、取り回しの際は重く感じます。

非力と感じている方はなるだけ車体を傾けないように、フラットな場所を探して取り回しを行いましょう。

雨天時、マンホールやグレーチングで足を滑らせ立ちゴケ

雨天時、マンホールやグレーチングで足を滑らせ立ちゴケ

PCXに限らず、雨天時のバイクやスクーターの走行は危険が付き物です。
信号待ちで停車する時や目的地について停車する際、雨で濡れた、マンホールやグレーチング、鉄板、白線などに足を着いてしまいバランスを崩し、立ちゴケしてしまう。

雨天時は水たまりに足を着いても滑る場合があります。

雨天時は立ちゴケが起こる可能性が高くなるので雨天時の走行には特に中止するようにしたいですね。

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PCXで立ちゴケしてしまったら

まずは周囲の安全確認をしてエンジンを停止しましょう。
そして車体を引き起こします。
PCXはいくら軽いと言っても133㎏もあります。
慌てず、腰を痛めたりしないように体勢整えて引き起こしましょう。

車体を起こしたら、ガソリンやオイルが漏れていないか、エンジンがちゃんとかかるか確認しましょう。

ガソリンが漏れた場合はすぐにエンジンを掛けずに少し離れた場所で確認しましょう。
引火したりしたら大変ですので。

それから、どれだけ損傷してしまったのか確認に移りましょう。

「派手にコケてしまったけど、意外と傷が少なかった」

逆に

「軽くコケただけなのに、大きな傷が入ってしまったなど」

PCXの場合、エンジンはボディに囲われているので損傷は少なく済みますが、ボディカウルやマフラーなどが傷つく事が多いと思われます。

特にボディはプラスティックなので残念ですが大きく損傷する場合があります。

また、ミラーが割れたりブレーキレバー折れてしまう事もあります。
ちゃんと自走できるかも確認したいところです。

自走できることが確認出来たら、立ちゴケ程度ではシャーシが歪むことは無いと思いますが、ちゃんと真っすぐ走れるかも確認しておきましょう。

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PCX立ちごけでカウルが割れたり傷が入ってしまったら

PCX立ちごけでカウルが割れたり傷が入ってしまったら

今まで無傷で乗っていたいPCX、立ちゴケで傷が入るだけで悲しくなってしまいます。

ブレーキレーバー折れたり、ミラーやウインカーが割れたりしてしまったら安全に走行するため修理する必要があるでしょう。

しかし、ボディに大きな派手な傷が入った場合は別として、小さな擦り傷、目立たない割れ程度なら交換するか悩んでしまいます。

タッチペンで補修も考えますが、バイクやスクーターのカラーに合ったタッチペンは見当たらいのがほとんどです。

もしタッチペンで補修を考えているなら、ボディカラーに近いものを選ぶか近い色に調合して塗るようにしましょう。

あまり気にならない程度の傷なら、コンパウンドで消える場合もあります。
小さな傷だったらボクなら今後の教訓にして乗り続けると思います。

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PCXでの立ちゴケ対策

足元が悪いと感じる場所での駐停車はさける

PCXに限らず、バイクやスクーターに乗る方は、足元が悪そうな悪路で駐停車しないようにしましょう。

それだけで、立ちゴケのリスクはかなり減ると思います。
しかたなく悪路で駐停車する場合は慎重かつ慎重に駐停車するように心がけましょう。

坂道など傾斜の付いた場所ではなるだけ駐停車しない

坂道のような傾斜の付いた場所ではなるだけ駐停車しない

坂道など傾斜の付いた場所ではなるだけ駐停車しないようにしましょう。
傾斜の付いた場所での駐停車はフラットな道よりもバランスがとりづらくなり「立ちゴケ」の原因になりやすいからです。
どうしても、駐停車しないといけない場合はブレーキをしっかり握り、十分足元に注意して行うようにしましょう。

坂道で立ちごけしてしまうと、車体が滑ってキズが広範囲になることも考えられるので、できるだけ避けるようにしたいですね。

砂地や土の上など柔らかい場所にサイドスタンドを立てない

砂地や土の上など柔らかい場所にサイドスタンドを立てない

砂地や土の上など柔らかい場所でサイドスタンドを立てると、めり込んでバランスを崩し、立ちゴケしてしまう場合があるのでできるだけ避けるようにしましょう。

どうしても砂地や土の上など不安定な場所にサイドスタンドを立てないといけない場合は、頑丈そうな薄い石や木をかませるようにして力を分散させるようにしましょう。

頻繁に砂地や土の上など不安定な場所に止めないといけない場合は、サイドスタンドプレートの装着も考えてみてもいいでしょう。

そんなに高いものではないので、ボディに傷が入ることを考えれば、サイドスタンドプレートもありです。

足つきを良くしてバランスを改善する

足つきを良くしてバランスを改善する

PCXで立ちゴケ防止対策はなんといっても足つきの改善だと思います。
足つき改善には、厚底の靴を履く事が一番安上がりですが、毎日、厚底靴を履くのは現実的ではありませんよね。

大人になってから身長や足が伸びるのも期待できません。

シート高を低くする方法、ローダウン改造などもありますが、割高です。
現実的なのはローダウンシートに交換するのが一番ではないでしょうか。
安くはないですが、靴を選ぶ事なく足つきが良くなるのがメリットです。

ローダウンシートのデメリットは薄くなる分クッション性が悪くなることです。
立ちゴケしてボディーを傷つけるリスクを下げる事ができます。

また、足つき良くなることで駐停車時の安定度が増し、安心したPCXライフが遅れるようになるはずです。

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まとめ

軽いPCXでも油断していると立ちゴケは起こしてしまいます。
ピッカピカのPCXが立ちゴケでボディなどに傷や割れが生じたら、心にダメージを追ってしまいます。
立ちゴケを起こさないためも日頃から、悪路や傾斜地では駐停車を避けるようにしましょう。
足つきが悪いと感じているなら、少しお金が掛かりますがローダウンシートへの交換も考えてみましょう。

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